Music Is My Radar ~馬鹿の馬鹿による馬鹿のための~
好きな音楽をメインに、ただつらつらと書いていこうと思います。 色々と音楽から脱線するかもしれませんが、暖かく見て下さい。 見てくださるのであれば…
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カールの煌く才能
今年の総括をするには書いていないバンドがあまりに多い…
その中の一つのバンドを書いておこう。

Dirty Pretty Things
言わずと知れた元The Libertinesのカール率いる新バンドである。
あまりに短く、あまりに儚く解散を余儀なくされたThe Libertinesの二大看板、「狂気」と「良心」の良心であるカール=バラーの、皆が大きな希望と少しの無念を伴って待ち焦がれていたバンドである。
リバのDr.とサポートG.、そして元The Cooper Temple ClouseのBa.の4人編成だ。

リバの時には二枚看板ではありつつも、ピートの存在感に二番手的印象を拭えなかったカールではあるが、その真価はダープリで大いに発揮される。
リバの音楽からドロドロとした部分を取り出し、純粋なまでに透明度を増したカールの音楽は一聴しただけでリスナーを鷲掴みにするパワーを備えている。

「Deadwood」という、どうしても過去を連想するタイトルからスタートするAl。しかしタイトルとは裏腹にもう踊らずにはいられないロックがそこにある。
疾走し続ける音の連続。後ろなんて微塵も見ちゃいられない。正直な第一印象は「カールってこんなに凄かったんか!!」
「Docters And Dealers」でも勢いは止まらず。サビでのG.リフが最高にカッコイイ!!最後ではそれまでと違うリズムで歌われる
サビが何ともリバらしさを感じてしまう。
先行Sgである「Bang Bang Your Dead」はトランペットから始まるミドルテンポながらダープリのキャッチーさを剥き出しにした佳曲。どことなく寂しさを感じるメロが、魅力を増している。
「Blood Thirsty Bastards」ではスローからミドルテンポへと感情の高ぶりと共に移行していく。それとは逆にミドル、ハイテンポにスローテンポを混じらせる「The Gentry Cove」の対比も面白い。
そして最高傑作と思われる「Gin & Milk」。渋めのG.が耳につくメロとこれでもかと言葉をぶちまけるサビの融合は相当いい!!もうとにかくいい!!
軽快な「The Enemy」で仕切りなおして「If You Love A Woman」へ。この曲のカールの叫び方がメチャいいですな。
作中最速の「You Fucking Love It」。この辺はお手の物といった仕上がり。パンクな音になってます。
「Wondering」、「Last Of The Small Town Playboys」辺りでは流石にやや飽きがきてしまいますが、「B.U.R.M.A」は再びカールの真骨頂といえる楽曲。サビではそれまでとは一気にリズムを変えてテンポアップする踊れる曲です。

通して聴いてみると中だるみもあるものの中々の作品だ。これからのカールの未来を思わせるには充分な作品だろう。
これでピートとカールは違う道を行くと皆に見せた。リバを待ちわびるファン達に、自分自身に…
さぁこっからだ!!俺達のリアルロックアイコンの未来は!!!

Dirty Pretty Things「Waterloo To Anywhere」
20061217153750.jpg

今のBGM:Radwinps「揶揄」
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まぬけなパンク
あと半日ほどでArctic Monkeysのライブだわいな。明日になれば社会人になるわけでもあるけども…若干鬱ですな~。

サマソニよりDaft Punkです。
フランスより出没した二人組仮面ダンスユニット。
元々はバンドをやっていたらしいですが、テクノに転身。Sg「Da Fank」が本国でチャート1位を獲得し、ヨーロッパ全土で人気に火がつきます。
仮面ユニットと書いたとおり二人ともメディアへの露出が極端に少なく、徹底して素顔を明かさないスタイルが更なる話題を呼びます。
上記したSgも含めた1stAl「Homework」をリリースしますが、全体的にバンド上がりというのも納得の泥臭さを感じます。どこかリズムにファンクをチラつかせるような音もセンスあってのものでしょう。
この頃からDaft Punkの代名詞とも言えるデコーダーボイスは健在で、声をいじりまくってますね。

そして世界的大ヒットとなる2ndAl「Discovery」のリリース。
まぁ当時のリリース順は忘れましたが、誰しも耳にした事がある一大ダンスアンセム「One More Time」が収録されているのもこのAlです。
1stAlでの泥臭さみたいなものは一気に払拭され洗練されたお洒落さの方が際立つAlです。凄くキャッチーだし。
「Dicovery」といえば漫画家松本零士とのコラボレーションでしょう。Daft Punkのラブコールに松本零士が同調し、PVのストーリー上のキャラクターを全て書き起こした。Alにも載ってたかな?
しかも収録曲14曲全てに松本零士のキャラを用いたアニメのPVが作られ、それらが一貫した14話仕立ての物語になっているという懲りよう。
物語を前提に曲を作ったか逆かは知らんが話題づくりに最適だったのは間違いないでしょう。
この14曲のPVを全て収録したDVDも確か出していて、それも是非見てみたいものです。

暫くは鳴りを潜めていたDaft Punk。Franz Ferdinant「Take Me Out」のリミックス辺りからまた出てきたのかな?
やっと活動再開かな~?と思っているといきなり3rdAl「Human After All」の発売。
何事かと思えば制作期間が6週間だか8週間らしい。
作風は制作期間の短さの影響か?1stAlに近い泥臭い感じです。結構単純なループを使いシンプルにまとめ上げています。
この作品ではメディアに対して極端にコメントも少なく問題作扱いされていたようです。
ipodのCM曲「Technologic」が収録されているはこのAlです。「Robot Rock」(安いタイトル)なんかも発売当時ラジオで流れまくってたんで聞き覚えがあるかと。

にしても謎が多く、ある意味困り者なDaft PunkですがついこないだベストAl「Musique」を発売。代表曲はしっかり網羅されているので今までCDを買ってなかった方、興味はある方にはとっても聞き易い状況ですよ♪
そして日本では未だかつてDJプレイしかしたことのないDaft Punkが満を持してサマソニへの参戦決定!!
今年の目玉の一つとも言える日本初ライブを是非とも目撃したい!!!踊りまくったる!!!!
ワンモアタ~イ♪

Daft Punk「Discovery」


今のBGM:The Stone Roses「Waterfall」
未来の王っすか!?
くるりの新作いい感じ。地味だ。ヘンテコさも打ち込み要素もないし、凡庸とか言われて批判されるんだろうな。でもそういうのを取っ払って聞けば普通に良い。聞き込んでライブまでに覚えよう。

Future Kings Of A Spainです。
なんつう名前だってことです。未来のスペインの王様ですか?
なんかの作品からの引用でしょうか?出身アイルランドだし。
Brian SetzerのG.に衝撃を受けたSonicmania04'に確かFinchの代打で出演したのを見ました。
友人と見ていましたが、結構演奏激しい割りにバラードとかもあってかなり良かったです。
ほんで暫く後にCD購入。
一曲目の「A Place For Everything」を聞いた時はスクリーモバンドかと思いました。でもライブでも良く叫んでたしこういう曲が続くバンドだろうと思っていると、それに属する曲は「Face I Know」ぐらい。この曲も中々ですが。
しかし本領というか私的魅力はこれから。
「Your Starlight」「Meanest Sound」「So Wrong」は疾走感のあるUKロックで上手くまとまってます。上記した二曲のどちらかといえばUSよりなサウンドだけじゃないんですね。
そして残るは「Venetian Blind」「Hanging Around」「One Look」「Simple Fact」「Traps」「Upside Down」はTravis辺りにも比べても遜色の無いメロディーセンス爆発の泣きメロです。
特に「Venetian Blind」「Hanging Around」のSg二曲は素晴らしい。本当に一曲目と同じバンドかと耳を疑うような曲構成。
前者は重量感のあるバンドサウンドと合唱必死のコーラスがカッコ良過ぎ。
後者は中盤での鐘(鉄琴?)の音やシンセが印象的な静と動を上手く使って盛り上げる名曲。
メロを書くセンスも充分で、やりたいように激しい曲もやれる。Alを曲単位でぶつ切りにすると節操がないが、Alという作品として聞いた時には不思議と違和感も無く仕上がっている。大した連中だと思う。
Feederのライブで実感したけど、激しい曲をやっている(た?)バンドのナキメロ曲は本当にカッコイイ。ダイナミックな音の使い方をよく知っている。
そういう曲のメロを書ける才能が無ければ話にならないが、編曲段階でのカッコよさはピカイチだと思う。…でもDr.が面白くないときもしばしば…
「いついつヘビロテで聞いていた」なんて事はないけど、ちょくちょく引っ張り出しては聞いて良さを再確認する。
例によって近況に関しての噂を聞かないんですが、このまま終わるには余りに惜しいバンドというか、そう思わせるAlだと思います。2枚目出せ~~!!
ハギアラ~~ン♪

Future kings Of A Spain「Future Kings Of A Spain」


今のBGM:くるり「Baby I Love You」
新UK兄弟バンドと成りうるか?
最近は目覚まし代わりに100s「光は光」をかけてます。起きたてもスッキリします。というかキラキラし過ぎて心洗われます。「世界中に想いよもっと降れ」ですから。ちょいと宗教めいてるようで危険か?

今回はUK兄弟バンドElectric Soft Paradeです。
兄弟バンドと言えばOasisですが、UKから現れたWhite兄弟擁するバンドにも注目。っていってもデビューは01年なんですがね。
1stAl発売時には(確か)兄19才、弟17才という圧倒的な若さ。しかしながらそんな若さを微塵も感じさせない、老獪ささえ感じさせる作品を作り上げました。
POPソングでありながらもストレートに頼らず多様な変化球で勝負!!本当に若くない。
UK生まれであるわけですから兄弟共にブリットポップを幼少期に過ごしているわけで、そのせいか否かは置いといて、捻くれっぷりにBlurのデーモンの匂いが少々してきます。
初期というより最近のデーモンのような…マリミュージックやHipHopの要素があるわけではないんですが。
そんな捻くれ感が手伝って最初に聞いたときはクレジットされている曲数より曲が多く入っているとばかり思っていました。普通に次の曲だと思っていたらまだ続いてたりして…
その曲とは「Silent To The Dark」という彼らの1stSgである。
序盤はTeenage Fan Clubを思わせるアコギが印象的なPOPメロディー。三分ほどで起承転結も完了。しかしクレジットを見ると、ん?9分?このメロディーが9分はきついと思うも束の間、あっという間にRadioheadを思わせる世界が広がっていく。
楽曲として完成していると思っていた序盤は壮大な9分の物語の前にはただの「起」に過ぎなかった。いや、本当に起承転結してますから。
プログレバンドじゃあるまいし、よくこういう曲を作れるなぁ。
他の曲にここまで壮大なものはありませんが、基本のメロディーはTFCの直系にありつつ、Cosmic Rough Ridersや少しFlaming Lips的なセンスを宿したバンドだと思います。
というか10代でありながらこういう音を作るのは耳年寄りというか、なぜか将来が心配になってしまいます。初期衝動ってものはないのか?
そりゃ例に挙げたバンドよりは声も若いしほのかに若さは感じるわけですが、「衝動」ってのは皆無ですね。
最近で10代バンドといえばThe Subwaysですが、あれは衝動の塊ですからああいう魅力はこいつらには…
逆に言えばElectric Soft Paradeの楽曲は彼らが幾つになって鳴らしても変わらぬ魅力を放ち続けるでしょう。
因みにオススメは「Biting The Soles Of My Feet」で、サビでのキラキラ感はたまらないものがあります。
最後に彼らが今どうしているか知っていたら教えてください、と書こうと思ったら書いてる途中で03年に2ndAlを発売している事が発覚!!…聞いてから書けば良かった…

Electric Soft Parade「Holes In The Wall」


今のBGM:Flaming Lips「Do You Realize??」
結成一年のスピードデビュー
私はあんまり買ったばっかりのCDをコメントしません。聞いたばっかりの印象と聞き込んだ印象は似て非なる場合も多々ありますし、いきなり書くとその内容に自信が無いと言うか、コロリと変わってしまうとあまりに無責任かな~と思ってしまって(Oasis「Be Here Now」発売当時と現在のマスメディアの批評のようで)。
そんなわけで新作を買ってレポしようと思うと旬を過ぎててなんだかなぁ~っとお蔵入りしてしまう物もしばしばあります。まぁ中には凄くいい!!と思ってすぐ書くのもあるんですが…

そんな旬を逃した感のあるThe Departureです。
UK出身の5人組バンドですが、何とも驚きなのがCDのライナーによると初めてデモテープを作ったのが2003年12月。バンドとして確固として結成されたのが2004年1月であるという事実!!
そして2004年の年末にはデビューしてしまったってんだからとんでもないですな。レコード会社の企画物といった類を除けば、ほぼ最短ルートを走ってデビューまで漕ぎ着けたといっても過言ではないでしょう。
このバンドとの出会いは忘れもしません。昨年末辺りかな?ロック系のクラブイベントでフランツやら当時は全く知らなかったThe Go!Teamで踊り狂ってたときに、やはりDJさんは触手も早く「All Mapped Out」のEPをスピン。
その時、横のDJの友人に「これフランツやろ??カッコエエなぁ♪」と聞くと
友人「??これThe Departureってバンドやで??」
はっず~~~~!!!
とまぁ知ったか赤っ恥をかいた記憶が…

それはさておき音の方ですが流行り系の音であるのは間違いないと思います。リバイバル系です。
まぁだからこそこれだけ早くデビュー出来たというのもあるでしょうが。
しかしこのバンドは若手のパワーを感じながらも常にどこか陰のオーラも持ち合わせています。
前に歩いているのだけど視線は下向き、みたいな。そういうオーラが気に入ってます。新人バンドではかなり有望株。
ギターのカッティングがカッコよく決まっており、何曲も多用されてますが、一度G.もしくはDr.のみの音まで削っていってグワッと一気に持ち上げる手法がツボです。
Vo.もしっかり主張していて色気もバッチリ出ています。声の質は違うかもですがPolice、Suede、PULPのように結構Vo.が立っています。
Alを通して聞いた時に同じような曲が多いと感じます。しかし、意外にさらりと最後まで聞けてしまう辺りはキャリアとは裏腹な曲の構成の上手さ、センスの賜物ではないかと思います。
同じような料理でも実は味付けや調理法を変えてあり、腕が確かな分、飽きずに完食出来ます。
中でもやはり「All Mapped Out」は秀逸。イントロからの構成にも文句無く、終盤にかけてのLet's Dance Just For Tonight ×8の辺りからは文字通り踊ってやろうじゃねぇか!!と体が動かずにはいられません。
デビューAlにして相当いいレベルです。「Dirty Words」というタイトルも見事に先にも述べた全編を通じた陰のオーラを的確に表現していてピッタリ。
ライブでは楽器を持つ4人のメンバーはガンガン演奏しているのに対し、Vo.がスーツで決めスマートな立ち居振る舞い(盛り上げるとこは盛り上げますが)で歌っている様は時代錯誤の様相ですが、何ともリバイバルな音とマッチしていて妙です。
演奏の荒さは目に着きましたが、ライブで損なわれないスピード感と勢いはよし。腕は経験に付いて来ると信じましょう。
このように個人的には期待大なのですが、もし2ndAlが同じ方向性であるとき、正直今ほどの興味を持てるとは思えません。「Dirty Words」はいいAlだと思いますが、あくまで味付けの仕方が多いだけで、根本的な曲のバラエティーは多くありません。
1枚のAlならば構いませんが、これから何枚ものAlを聞いていくとき方向性の多様さが必要になると思います。
願わくば次のAlで新たな可能性を示して欲しいものです。
レッツダンスジャスフォ、トゥナイ♪

The Departure「Dirty Words」


今のBGM:Death Cab For Cutie「Soul Meets Body」
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